研究検証台帳
世帯収入は日本の小学生の食品・栄養摂取と関連し、とくに給食のない日に関連が見られる
Nobuko Murayama、Hiromi Ishida、Taeko Yamamoto、Sayaka Hazano、Akemi Nakanishi、Yumi Arai、Miho Nozue、Yukiko Yoshioka、Saori Saito、Aya Abe(2017年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1017/S1368980017001100
- 確認日
標本
東日本4県の公立小学校19校の5年生と保護者836組(2013年9〜12月)。給食のある日2日とない日2日の写真付き食事記録
報告
世帯収入が低いほど魚介類・緑黄色野菜やたんぱく質などの摂取が少ない関連が見られ、その関連は給食のある日には有意でなく、給食のない日に有意だったと報告した。
限界
- 一般化できない範囲
- 1時点の横断調査で、給食が所得による差を縮めた因果効果を推定したものではない。東日本4県の5年生に限られる。堀川らの2020年の研究は同じ調査の別の分析で、独立した追試ではない。
この研究を参照するページ
- 家庭の収入による子どもの食事の差は、給食がある日には小さいと報告されていますか?東日本4県の小学5年生を調べた同じ横断調査の分析2本では、収入による栄養摂取の差は給食のない日に見られ、給食のある日には有意でなかったと報告されています。給食が差を縮めた因果効果を推定した研究ではありません。
- 給食のある日とない日で、子どもの栄養はどう違うと報告されているか日本の小中学生を調べた研究を、栄養の摂取、家庭の収入による差、肥満ややせの3つの問いに分けて、何が報告され、何が未検証かを整理します。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。