研究検証台帳
学級全員への栄養に配慮した昼食:中学生の体重への短期・長期の影響
Shiko Maruyama、Sayaka Nakamura(2025年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1002/hec.4959
- 確認日
標本
1975〜1994年の国民栄養調査で身長・体重を測った中学生と小学生。中学校給食のない地区とある地区を、小学生を比較対照にして差の差で比べた
報告
全体では体重への有意な影響はほぼ見られなかったが、父親が事務職以外の家庭や支出の少ない家庭の子どもでは、中学校給食がないとBMIと肥満が増えたと報告した。やせへの影響はほとんど見られず、肥満を抑える関連は中学卒業後数年も残ったとしている。
限界
- 一般化できない範囲
- 1975〜1994年の日本の調査で、現在の給食の献立や家庭の食環境とは異なる。給食の有無の比較であり、給食費の負担や無償化の効果は扱っていない。
この研究を参照するページ
- 日本で、学校給食を食べることと子どもの肥満ややせの関係は報告されていますか?日本の中学生を対象にした研究では、過体重・肥満との関係は結果が分かれています。都道府県の給食実施率が高いほど男子の過体重・肥満の割合が低い関連、1975〜1994年の調査で全体では体重への有意な影響がほぼ見られず一部の家庭で給食がないとBMIと肥満が増えたこと、近年の個人データで有意差がなかったことが、それぞれ報告されています。やせとの関連はほとんど見られていません。
- 給食のある日とない日で、子どもの栄養はどう違うと報告されているか日本の小中学生を調べた研究を、栄養の摂取、家庭の収入による差、肥満ややせの3つの問いに分けて、何が報告され、何が未検証かを整理します。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。