研究検証台帳
施設型の放課後保育と子どもの発達
Christina Felfe、Larissa Zierow(2014年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1515/bejeap-2013-0131
- 確認日
標本
ドイツの子どもパネル調査(2002〜2005年)の小学生。以前の発達状態を考慮する付加価値モデルで推定
報告
施設型の放課後保育への通所は、平均では学校の成績や社会行動面の発達に有意な影響がみられなかった一方、母親の学歴が低い家庭や低所得家庭の子どもでは社会行動面の発達に良い影響があったと報告した。
限界
- 一般化できない範囲
- ドイツの2000年代前半の観察データで、通所するかどうかは無作為に決まっていない。日本の学童保育の制度や過ごし方とは条件が異なる。
この研究を参照するページ
- 日本で、学童保育に通うことが子どもの学力や発達に影響すると、研究で示されていますか?日本の学童保育の利用と子どもの学力・発達の関係を検証した研究は、確認した範囲では見つかっていません。海外の2件では、ドイツは平均で成績・社会行動面に有意な影響がみられず、母親の学歴が低い家庭や低所得家庭の子どもで社会行動面に良い影響があったと報告しています。米国は、学力への影響はほとんどなく、親やきょうだい以外の大人に見守られることが増え、通う群は放課後をより安全だと感じていた一方、一部の好ましくない行動が通う群で多かったと報告しています。
- 学童保育の待機児童・開所時間と「小1の壁」、研究で分かっている範囲学年別の待機児童と終了時刻は国の集計で読みます。小学校入学時の母親の就業、学童保育の利用しやすさと就業、子どもの発達は、それぞれ別の研究の範囲として分けて読みます。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。