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小学6年社会

聖徳太子は 何を した 人?天皇を 助けて、国の しくみを 整えた

聖徳太子は、今からおよそ千四百年前、天皇を助けて政治を行い、大陸の進んだしくみや文化に学びながら、天皇を中心とした国のしくみを整えようとした人です。冠位十二階、十七条の憲法、遣隋使、法隆寺を、順に見ていこう。

説明
2:10(8場面)
問題
3問

公開

やってみよう

自分で考えてから、答えをひらきましょう。

  1. 1聖徳太子が した ことは、「東大寺の 大仏を 作らせた」「小野妹子らを 隋に 送った」「正確な 日本地図を 作った」の どれですか。

    ヒント

    大陸に 学ぼうと した ことを 思い出しましょう。

    答え

    「小野妹子らを 隋に 送った」です。小野妹子らを 遣隋使として 隋に 送り、大陸の 進んだ しくみや 文化を 取り入れようと しました。大仏を 作らせたのは 聖武天皇、正確な 日本地図を 作ったのは 伊能忠敬です。

  2. 2十七条の憲法は、「今の 日本国憲法の こと」「外国の 王に あてた 手紙」「役人たちの 心がまえを 示した もの」の どれですか。

    ヒント

    第一条は、和を 大切に し、よく 話し合いなさい、という 内容でした。

    答え

    「役人たちの 心がまえを 示した もの」です。役人たちの 心がまえを 示した ものと 考えられて います。第一条は「和を もって 貴しと なす」。和を 大切に し、よく 話し合う ことを 説いて います。今の 日本国憲法とは 別の ものです。

  3. 3冠位十二階は、「役人の 位を 十二の 階に 分けた しくみ」「国の 祭りの 日を 決めた きまり」「税の 集め方を 決めた きまり」の どれですか。

    ヒント

    「冠位」は、かんむりと 位、という ことばです。

    答え

    「役人の 位を 十二の 階に 分けた しくみ」です。役人の 位を 十二の 階に 分け、かんむりの 色などで 表しました。家がらに とらわれず、はたらきの ある 人を 取り立てる ためだったと 考えられて います。

この単元のことば

皇太子こうたいし
次の 天皇に なる ことが 決まって いる 人
冠位十二階かんいじゅうにかい
役人の 位を 十二の 階に 分け、かんむりの 色などで 表した しくみ
十七条の憲法じゅうしちじょうのけんぽう
役人たちの 心がまえを 示したと 考えられて いる、十七の 条文
遣隋使けんずいし
隋(今の 中国)に 送られた 使い
世界文化遺産せかいぶんかいさん
世界で 守って いく 価値が あると 認められた、建物や 遺跡など

おうちの方へ

  • この単元は、学習指導要領が例示する42人の歴史人物のうち、聖徳太子を「何をした人?」の形で1本にまとめた人物単元です。法隆寺の建立と、小野妹子らの遣隋使の派遣(大陸文化の摂取)は、『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』の記述で、皇太子として政治を任されたこと・冠位十二階(十二の階と当色の冠)・十七条の憲法と第一条「以和為貴」は、『日本書紀』推古紀の原文(維基文庫)で、法隆寺が「法隆寺地域の仏教建造物」として世界文化遺産(平成5年12月記載)であることは文化庁の一覧で、2026年10月18日に確かめました。
  • 冠位十二階のねらい(家がらにとらわれない人材の取り立て)や、十七条の憲法が役人の心がまえを示したことは、原文に明示されているわけではない一般的な説明なので、本文では「考えられています」と言っています。聖徳太子の名前は、『日本書紀』では「廐戸豊聡耳皇子(うまやどのとよとみみのみこ)」と記されていて、教科書によって書き方が異なることがあります。肖像とされてきた絵は、だれをかいたものかに諸説があるため、この教材では使っていません。
  • 大化の改新や大仏づくりなど、このあとの国づくりの流れは、時代の単元「天皇中心の国づくり」であつかっています。お子さんと見るときは、「天皇を助けて、大陸に学びながら、国のしくみを整えようとした」という大きな流れと、冠位十二階・十七条の憲法・遣隋使・法隆寺の4つを、セットで確かめてみてください。