研究検証台帳
子どもが自分のペースで進める教材でのモダリティ効果の検証
Marijke J. Witteman、Eliane Segers(2010年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 大学機関リポジトリ
- DOI
- 10.1111/j.1365-2729.2009.00335.x
- 確認日
標本
小学校の最高学年の子ども80人(年齢は確認した頁に記載なし)。2条件(絵と音声、絵と文字)に無作為に割り当て
報告
子どもが自分のペースで進める学習では、絵と音声が絵と文字より良いという通常のモダリティ効果は見られず、直後の記憶課題などでは逆に文字のほうが良かったと報告された。
限界
- 一般化できない範囲
- 1つの教材・1つの学年での実験で、自分のペースで進める条件の結果であり、先生や機械がペースを決める場面には当てはまらない可能性がある。
この研究を参照するページ
- 図に文字で説明を添えるより、声で説明を添えるほうが、理解が進むと報告されていますか?結果が分かれています。研究をまとめたメタ分析は、声で添えるほうがよいと報告しましたが、同じ研究を増やして再分析すると効果はほぼ半分になり、出版の偏りを補正するとさらに小さくなりました。小学校の最高学年の子どもが自分のペースで進める実験では、声の利点は見られず、文字のほうがよかった課題もありました。効果は、だれが進む速さを決めるかで変わると報告されています。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイルの6つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。