研究検証台帳
テストを使って中学2年生の米国史の記憶を保たせる
Shana K. Carpenter、Harold Pashler、Nicholas J. Cepeda(2009年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1002/acp.1507
- 確認日
標本
8年生(日本の中学2年生にあたる)の生徒。人数は抄録に記載なし
報告
米国史の事実を、1週間後、16週間後、または復習なしの条件にし、復習を再学習かテスト(答えの確認つき)で行った。9か月後のテストで、テストで復習した事実は再学習より成績がよく、復習なしの約2倍で、いちばんよかったのは16週間後にテストで復習した事実だったと報告した。
限界
- 一般化できない範囲
- 比べた復習のタイミングは1週間後と16週間後の2つで、続けて学ぶ方法との比較ではなく、成績の差は床効果のため数値上は小さかったと著者は述べている。
この研究を参照するページ
- まとめて続けて繰り返すより、間をあけて繰り返すほうが、長く覚えていると報告されていますか?報告されています。300を超える実験をまとめたメタ分析や、数百の研究をまとめた解説で、間をあけた学習のほうが長く覚えていたという報告がそろっています。小学5年生の英単語の教室での実験でも、1週間あけて学んだほうが5週間後の成績がよかったと報告されています。ただし、今回確認した小学生の研究はこの1本で、課題は単語や事実を覚えるものが中心です。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイルの6つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。